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(^役人^)室町幕府を象徴する最大のキーワード、それが「二人の将軍」です。『太平記』に、「兄弟相並んで将軍となること、古今未だその例を聞かず」とあるように、「兄弟が力を合わせて開いた幕府」とか「兄を陰ながら支えた弟」を意味するのではなく、間違いなく「二人でなければ…もしどちらかが欠けていたとしたら、実現しなかった幕府」と言う意味です。 こんな、正真正銘、本当の意味での「兄弟幕府」なんて世界的にも珍しいと思うのですが…なぜかマイナーなんですよねえ
(^小狐^)武士たちをまとめる『武家の棟梁』としての素質を持った尊氏と、廉直で誠実、その明晰な頭脳で政務を主導した直義、でしたっけ。左武衛将軍、両将軍、将軍兄弟、両御所、両将、武将両殿下・・・いかにも女性が好みそうですね。 (^三日月^)男性も好みそうだがなあ (^役人^)『難太平記』では、足利家に伝わる一つの伝承が語られ「我、七代の孫に生まれ替わりて天下を取るべし」と、源氏の祖先、そして足利家の祖先である源義家の書いた“置文”が、足利家に伝わっており、“予言の七代目”にあたったのが、足利家時。いろいろ頑張ったみたいですが政争に敗れて進退窮まり、とても天下を取れない事を悟り武家の神である八幡大菩薩に「予言の延期」をお願い「我が命を捧げるから、三代後に予言を成就させたまえ」そう書き残して、自害して果てその三代後が、正に足利尊氏であり、彼は征夷大将軍となって室町幕府を開き、見事「予言を成就させた」と伝えられております。 (^小狐^;)偽書か偽伝ですかそれは・・オカルトの香りがいたします (^三日月^)うむ、香ばしい。 (^役人^)足利尊氏、直義、あるいは足利宗家による偽書の可能性は否定できませんが『難太平記』でも、その事を足利一門に、厳かながらも誇りに語る姿が垣間見えております。 つづく PR |
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